• "液状化対策推進事業費"(/)
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  1. 千葉市議会 2016-12-01
    平成28年都市建設委員会 本文 開催日: 2016-12-01


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午前10時0分開議 ◯委員長(岩井雅夫君) おはようございます。  ただいまより都市建設委員会を開きます。  本日審査を行います案件は、お手元に配付してあります進め方に記載のとおり、議案6件でございます。  傍聴の方に申し上げます。委員会傍聴に当たっては、委員会傍聴証に記載の注意事項を遵守いただきますようお願いいたします。                  議案第145号審査 2 ◯委員長(岩井雅夫君) それでは、案件審査を行います。  初めに、議案第145号・平成28年度千葉市一般会計補正予算中所管を議題といたします。  当局の説明をお願いいたします。都市局長。 3 ◯都市局長 都市局でございます。  議案第145号につきまして、都市部長より順次説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 4 ◯委員長(岩井雅夫君) 都市部長。 5 ◯都市部長 都市部でございます。座って説明させていただきます。  平成28年度一般会計の補正予算について説明させていただきます。  都市部所管につきましては、継続費の追加が1件と、繰越明許費の追加が3件、さらに歳出補正が2件でございます。  それでは、補正予算書の6ページをお願いいたします。  補正予算書の6ページ、第2表、継続費補正の追加でございます。  款8・土木費、項5・都市計画費、液状化対策推進事業の13億9,000万円ですが、これは磯辺4丁目で実施している液状化対策施設工事集排水管布設工事について、千葉県などが先行して実施する水道管の配管設備の切り回し工事の完了が遅延したことなどにより、工事の一部が今年度中に完了しない見込みとなったことから、新たに平成28年度、平成29年度にわたり、継続費を設定するものでございます。
     次に、補正予算書の8ページをお願いいたします。  繰越明許費補正の追加でございます。  款8・土木費、項5・都市計画費、モノレール連絡通路北口階段整備事業の1億6,400万円ですが、雨よけ施設の整備をモノレール千葉駅とJR千葉駅との間で行うに当たり、JR千葉駅建てかえ工事の工事エリアと重複することから、JR千葉駅の第1期開業後に工事を行うこととした結果、繰り越すものでございます。  その下の寒川第一土地区画整理事業の1億1,200万円ですが、区画道路整備工事に先行する下水道工事に伴う占用物件の移設に際し、関係機関との調整に不測の日数を要したため、年度内完了が困難となったこと及び未来への投資を実現する経済対策に基づく交付金が追加内示されましたが、年度内の完了が難しいことから翌年度へ繰り越すものでございます。  その下の東幕張土地区画整理事業の6億9,400万円ですが、未来への投資を実現する経済対策に基づく交付金が追加内示されたことから、翌年度へ繰り越すものでございます。  次に、補正予算書の23ページをお願いいたします。  一般会計の歳出補正でございます。  款8・土木費、項5・都市計画費、目1・都市計画総務費、液状化対策推進事業費の7億6,100万円ですが、これは、磯辺4丁目で実施している液状化対策施設工事について、継続費の設定に伴い、減額補正を行うものでございます。  その下の、目2・土地区画整理費のうち、寒川第一土地区画整理事業の9,500万円及び東幕張土地区画整理事業の6億9,400万円ですが、これは、未来への投資を実現する経済対策に基づく交付金が追加内示されたことによる補正でございます。  都市部は以上でございます。 6 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 7 ◯建築部長 建築部でございます。座って説明させていただきます。  平成28年度一般会計の補正予算のうち、建築部所管については、繰越明許費の追加が5件、さらに、歳出補正が3件でございます。  それでは、お手元の補正予算書9ページをお願いいたします。  第3表、繰越明許費補正の追加でございます。  款8・土木費、項6・住宅費、事業名、市営住宅計画修繕事業は1億9,600万円でございます。桜木町団地建替事業は2,800万円、小倉台団地建替事業は5,100万円、園生町第2団地建替事業は1,800万円、老朽市営住宅解体事業は3,300万円でございます。  これらは、未来への投資を実現する経済対策に伴う交付金の追加内示を活用いたしますが、年度内の完了が難しいことから、翌年度へ繰り越すものでございます。  次に、補正予算書の23ページをお願いいたします。  一般会計の歳出補正でございます。  下の段、款8・土木費、項6・住宅費、目1・住宅管理費、補正予算額1億9,600万円でございます。説明欄1、市営住宅計画修繕費でございます。  続きまして、目2・住宅建設費、補正予算額6,100万円。説明欄1、桜木町団地建替事業費2,800万円及び説明欄2、老朽市営住宅解体事業費3,300万円でございます。  これらは、いずれも未来への投資を実現する経済対策に伴う交付金の追加内示による補正でございます。  建築部の説明は以上でございます。 8 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 9 ◯公園緑地部長 公園緑地部でございます。座って説明させていただきます。  一般会計の補正予算について御説明いたします。  それでは、補正予算書の10ページをお願いいたします。  第4表、上から8段目の蘇我スポーツ公園第2多目的グラウンド(南)施設管理運営の債務負担行為補正の追加でございます。  今回、指定管理者の指定に係る議案を提出する施設の指定管理料について、債務負担行為を設定するものでございます。設定する期間は、指定管理期間で3年間とするものでございます。限度額は4,000万円でございます。平成29年4月からの指定に際し、基本協定を平成28年度内に締結する必要があることから、今回、補正をお願いするものでございます。  なお、指定管理者の指定に関しましては、この後、一般議案の中で御説明させていただきます。  説明は以上でございます。 10 ◯委員長(岩井雅夫君) 建設局長。 11 ◯建設局長 建設局でございます。よろしくお願いいたします。  補正予算のうち、国の経済対策に伴う歳入歳出予算の増額補正につきましては、局内3部にまたがりますので、私より一括して説明させていただきます。  なお、その他の歳入歳出予算の増額補正などにつきましては、各所管部長からそれぞれ説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。座らせていただきます。  補正予算書の22ページをお願いいたします。歳出予算の補正でございます。  款8・土木費、項2・道路橋りょう費ですが、1段目の目3・道路新設改良費として3億2,000万円を、次に、2段目の目4・道路交通安全施設費として9,800万円を、次に、下の表、款8・土木費、項3・河川費ですが、1段目の目1・河川費として3,500万円をお願いするものでございます。  補正予算の詳細につきましては、建設局議案説明資料で説明をさせていただきます。  1ページをお願いいたします。  (1)の補正理由ですが、国の未来への投資を実現する経済対策に伴う補正予算を活用し、早期に事業効果を発現させるため、平成29年度実施予定の道路改良事業、電線共同溝整備事業交通安全施設整備事業自転車走行環境整備事業、及び総合流域防災事業を前倒しして実施することから、必要な増額補正を行うものです。  なお、国の補正予算は、工事費及びそれに付随する費用が対象であり、年度内の工事発注が可能な事業を選定しております。  (2)の補正額ですが、合計で4億5,300万円です。  (3)の内訳ですが、まず、事業名欄の道路改良事業では、内容欄にあるとおり、千葉鎌ヶ谷松戸線舗装工事の1億2,000万円です。  なお、補正額欄の括弧の中の数字は、補助対象事業費でございます。  次に、電線共同溝整備事業では、栄町1号線(栄町地区)引込連系工事委託などの2億円でございます。  次に、交通安全施設整備事業では、通学路のカラー化整備工事の4,000万円です。  次に、自転車走行環境整備事業では、穴川犢橋町線自転車レーンなどの整備工事の5,800万円です。  最後に、総合流域防災事業では、二級河川坂月川の河道築造工事として3,500万円です。  以上、5つの事業を合わせまして、合計が4億5,300万円で、そのうち補助対象事業費は3億1,471万3,000円となります。  なお、事業ごとの財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  建設局における国の経済対策に伴う補正予算につきましては、以上でございます。 12 ◯委員長(岩井雅夫君) 土木部長。 13 ◯土木部長 土木部でございます。  その他の補正予算につきまして説明させていただきます。座って説明させていただきます。  補正予算書の22ページをお願いいたします。  歳出予算の補正でございます。  款8・土木費、項2・道路橋りょう費ですが、3段目の目5・橋りょう維持費として7,000万円をお願いするものでございます。  補正予算の内容につきましては、建設局議案説明資料で説明させていただきます。  恐れ入ります、2ページをお願いいたします。  2のその他の歳入歳出予算の増額補正をごらんください。  (1)の補正理由ですが、JR東千葉駅において、市が管理する自由通路からコンクリートの剥離が確認され、早急な補修が必要であることから、増額補正を行うものでございます。  (2)の補正額ですが、7,000万円です。  (3)の内訳ですが、事業名、橋りょう維持事業、内容は東千葉駅自由通路補修工事委託で、財源内訳につきましては、記載のとおりでございます。  お手数ですが、補正予算書にお戻りください。  補正予算書の8ページをお願いいたします。  第3表、繰越明許費補正の追加でございます。  上段3段目の款8・土木費、項2・道路橋りょう費ですが、事業名、道路整備事業の3億5,000万円で、このうち土木部は2億円でございます。  これは、先ほど国の経済対策に伴う増額補正分で説明させていただきました、電線共同溝整備事業費でございます。  次に、その下の事業名、交通安全施設整備事業は、全て土木部で2億8,800万円でございます。これは、先ほどの国の経済対策に伴う増額補正分の通学路のカラー化整備工事と自転車レーン等の整備工事に加え、千葉駅東口地区第一種市街地再開発事業に伴う駐輪場移設の経費で、再開発組合施行の事業が遅延したことによるものでございます。  次の段の橋りょう維持事業は、全て土木部で10億3,000万円でございます。  これは、若葉第一号橋ほか6橋における耐震補強工事などの経費で、河川管理者など関係機関との協議に日時を要したことによるものです。  以上、3つの事業を合わせまして、土木部に係る繰越明許費補正、15億1,800万円をお願いするものでございます。  土木部に係る繰越明許費の補正は、以上でございます。  続きまして、補正予算書の10ページをお願いいたします。  第4表、債務負担行為補正の追加でございます。  事項欄の7段目、道路整備の6億円ですが、詳細につきましては建設局議案説明資料で説明させていただきます。  恐れ入ります、3ページをお願いいたします。  3の公共工事における施工時期の平準化を図るための債務負担行為の設定をごらんください。  (1)の補正理由ですが、公共工事について、年間を通じ切れ目のない事業展開を図るため、施工時期の平準化の取り組みを行うもので、平成29年度実施予定の道路整備事業の一部を本年度に前倒しし、発注するための債務負担行為を設定するものでございます。  (2)の事業の目的ですが、市民生活に密着した道路整備事業の早期完成により、市民サービス向上や市内事業者の経営安定化などによる地域経済の活性化を図るものでございます。  (3)の補正内容ですが、事項は道路整備であり、期間は平成29年度です。限度額については記載のとおりでございます。  (4)の対象事業ですが、舗装・側溝新設改良事業で、工事24件、測量6件、設計6件を予定しております。  土木部の補正予算につきましては、以上でございます。 14 ◯委員長(岩井雅夫君) 道路部長。 15 ◯道路部長 道路部でございます。  その他の補正予算について説明させていただきます。座って説明させていただきます。  補正予算書の8ページをお願いします。  第3表、繰越明許費補正の追加でございます。  上段3段目の款8・土木費、項2・道路橋りょう費ですが、事業名、道路整備事業の3億5,000万円で、このうち道路部は1億5,000万円でございます。  これは、先ほど説明させていただきました、国の経済対策に伴う増額補正分を含む、千葉鎌ヶ谷松戸線の工事に係る事業費でございます。  次に、事業名欄最下段の事業名、南町宮崎町線事業の1億400万円でございます。  これは、工事に係る事業費で、補償物件の移転工事に日時を要したことによるものです。  以上、2つの事業を合わせまして、道路部に係る繰越明許費は2億5,400万円です。  道路部に係る繰越明許費の補正は、以上でございます。 16 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道建設部長。 17 ◯下水道建設部長 下水道建設部でございます。  その他の補正予算について、説明させていただきます。座って説明をさせていただきます。  補正予算書の8ページをお願いいたします。  第3表、繰越明許費補正の追加でございます。  上段3段目の款8・土木費、項3・河川費、事業名、総合流域防災事業の1億2,500万円でございます。
     これは、先ほど説明させていただきました、国の経済対策に伴う増額補正分を含む、二級河川坂月川河道築造工事に係る経費で、発注に当たり施工方法の検討に日時を要したことによるものです。  以上、下水道建設部に係る繰越明許費補正1億2,500万円をお願いするものでございます。  下水道建設部に係る繰越明許費の補正につきましては、以上でございます。 18 ◯委員長(岩井雅夫君) お聞きのとおりでございます。  御質疑等がありましたら、お願いいたします。青山委員。 19 ◯委員(青山雅紀君) おはようございます。よろしくお願いします。  それでは、議案第145号の補正予算につきまして、まず、6ページの液状化対策推進事業につきまして、お尋ねさせていただきます。  まず、この磯辺4丁目地区における集排水管布設工事を、先ほど御説明がありましたとおり、平成29年度まで継続されるという事業にされるということですけれども、どのような工事が行われているのかというのと、あと、対策事業の効果が発揮されるのはいつごろなのかというのをお聞かせください。  また、重ねまして、磯辺3丁目地区も、どのようになっているのかというのをお聞かせください。 20 ◯委員長(岩井雅夫君) 一問一答ですか。 21 ◯委員(青山雅紀君) 一括でいきます。  次に、モノレール連絡通路北口階段整備事業につきまして、雨よけ施設の整備スケジュールはどのようになっているのかと、雨よけ施設、多くの歩行者が往来するという中での工事となると思いますけれども、安全対策はどのように考えておられるのか、お聞かせください。  次に、建築部の市営住宅の計画修繕事業につきまして、この事業は具体的にどのようなことを行うのかというのを、お聞かせください。  あと、住戸改善は、かねてより私ども会派が要望している、浴槽と風呂釜の設置であるというふうに思われますけれども、どこの団地で住戸改善を行うのか、お聞かせください。  あと、済みません、建設局につきましては、議案説明資料の1ページの国の経済対策に伴う歳入歳出予算の増額の補正につきまして、先ほどの説明の中で、早期に事業の効果を発現させるために事業を選定するということですが、この2つの事業について質問いたします。  一つ目は、道路の改良事業の千葉鎌ヶ谷松戸線についてでありますが、整備の概要と、供用開始の時期と、あと整備による効果についてをお聞かせください。  二つ目は、栄町1号線の栄町地区ですね。電線共同溝の整備事業につきまして、この共同溝の整備による効果と、今回の補正により、どこまで事業が進捗するのか。それと、栄町1号線の完了予定。最後、栄町1号線の整備後の対象路線はどのように考えておられるのか、お聞かせください。  以上でございます。 22 ◯委員長(岩井雅夫君) 都市部長。 23 ◯都市部長 それでは、液状化対策の関連につきましては、図面にて御説明いたします。  (図面を用いて説明)まず、磯辺4丁目地区のほうですけれども、昨年度、ここの黒いところに矢板を入れまして、今年度の工事は、ここの道路の中に集排水管を通す工事を行っております。  工区的には3つに分けておりまして、ちょっと色がわかりにくいんですが、こちらが第3工区で、こちらの第3工区については、ガスとか水道の移設がほとんどなかったことから、先に、もう着工していまして、これは、今年度中に間違いなく終わると考えています。  今回、継続費をお願いしているのが、この1、2工区で、赤いところと青いところでございます。こちらにつきましては、今、ガス、水道の切り回しを行っていますが、これが若干おくれていまして、現地にまだ入る状況になっていないということから、今回、継続費をお願いしているところでございます。  いずれも、完了につきましては、来年、平成29年の夏ぐらいを予定しております。  今後ですけれども、中の集排水管が全部でき上がりました後には、残ったところの鋼矢板を打設し、なおかつポンプを設置して排水すると。あと、流末についても、まだ一部未整備ですので、それについて、来年度行いまして、平成29年度末には地下水位の低下というのを行えるんじゃないかなというふうに考えています。  もう一つの磯辺3丁目のほうなんですが、これはほぼ1年おくれで動いているというふうに認識いただければと思います。今年度、鋼矢板を入れまして、来年度、集排水管を中に通すと。そして、平成30年度に残りの鋼矢板とポンプを設置して、30年度末には地下水位の低下を始める予定でございます。  モノレールの連絡通路、北口階段関係でございますが、雨よけ施設のスケジュールですけれども、平成29年の夏ごろに予定されています、JR千葉駅ビルの第2期開業にあわせて、雨よけ施設も完成するように事業を進めてまいります。  それと、安全対策でございますけれども、工事に当たっては、足場を設置するなどのことが必要になってまいりますので、足場の設置場所を含めまして、安全対策について、現在、JRのほうと詰めている段階でございます。  以上でございます。 24 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 25 ◯建築部長 まず、市営住宅計画修繕事業の具体的な中身ということでございますが、外壁改修工事、それから給水設備改修工事、それと住戸改善工事を実施いたします。  外壁改修工事につきましては、高浜第1団地の2棟、それから、給水設備改修工事は、桜木町第2団地の給水方式の変更及び住棟の建物内外の給排水管の交換、住戸改善につきましては、12団地107戸の浴槽及び風呂釜、それと手すり等の設置を行います。  あわせまして、住戸改善の具体的な団地の場所ということの御質問をいただきましたので、12団地でございますが、千城台第3、第5、第7団地、それから、鎌取団地、おゆみ野第1、第2団地、誉田1丁目団地、高浜第1、第2団地、桜木町第2団地、古市場第1、第3団地の計12団地を予定してございます。  以上でございます。 26 ◯委員長(岩井雅夫君) 道路部長。 27 ◯道路部長 千葉鎌ヶ谷松戸線の整備概要について説明させていただきます。  まず、整備内容ですけれども、車道を2車線から4車線に拡幅いたします。そして、一部、バイパス区間となります。  それから、バイパスと旧道の交差点には信号を設置いたしまして、バイパス側の道路に右折レーンを設置いたします。  また、歩道ですけれども、現在、両側に約1.5メートルの歩道がございますが、これを両側に3メートルの歩道を設置いたします。  それから、供用開始時期ですけれども、平成29年度の早期に供用開始できる予定となっております。  それから、整備効果ですが、4車線化することで交通の円滑な流れと、武石インターチェンジへのアクセス強化が図れます。  それから、習志野方面から武石インターチェンジ方面に向かって発生している、約950メートルの渋滞が緩和されます。  以上でございます。 28 ◯委員長(岩井雅夫君) 土木部長。 29 ◯土木部長 電線共同溝の整備効果についてでございます。  まず、電線共同溝の整備を行うことによりまして、安全で快適な歩行空間の形成が図れるものだと考えております。また、都市景観、電柱、電線がなくなりますので、空の見える都市景観の向上、ひいては、中心市街地の活性化にも寄与するものだと考えております。  さらに、電柱がなくなることで、地震時等の際に電柱が倒れるというようなこともなくなりますので、災害に強いまちづくりにも効果が発揮されるものと考えております。  また、栄町1号線整備後の対象路線についてでございますが、ポートサイドタワー、ちょうど体育館のあるところでございますけれども、あそこの脇の、千葉港5号線というところの問屋町地区の整備を予定してございます。その整備の後、以降については、沿道の状況ですとか、災害時における路線の重要度、緊急輸送道路とかそういうものでございますけれども、そういうものを考慮いたしまして、バリアフリー路線ですとか、緊急輸送道路の無電柱化推進に資していきたいと考えているところでございます。  今回、補正の事業の進捗状況等について、図面をもって御説明させていただきます。  担当所長のほうから説明いたします。 30 ◯委員長(岩井雅夫君) 中央・美浜土木事務所長。 31 ◯中央・美浜土木事務所長 中央・美浜土木事務所長の佐瀬でございます。  (図面を用いて説明)まず、今回、整備をいたします部分が、赤く塗っている部分でございます。親子三代夏祭りで使っておりますハミングロードパルサの中央公園から栄町交差点までと、それと交差する富士見加曽利町線で、横の線ですけれども、その葭川から160メートルの区間をバリアフリーの整備をするということにしております。  それに加えまして、縦ライン、青く塗っている部分ですが、ここにつきまして、引込連系と申しまして、既に本管が入っております、電線共同溝の管が入っておりますので、そこから隣接する民地への取出管、これの工事を行うということになっております。  完了予定ですけれども、平成29年度を予定しております。  以上でございます。 32 ◯委員長(岩井雅夫君) 青山委員。 33 ◯委員(青山雅紀君) ありがとうございました。  議案研究でも、さまざまな質問をさせていただいたんですけれども、少しわからなかった点、何点か質問させていただきました。  この液状化対策推進事業につきまして、また、モノレールの連絡通路・北口階段整備事業について、理解させていただきました。ありがとうございました。  市営住宅の修繕事業につきましては、私ども会派が常に要望してきた浴槽、風呂釜の設置が、今回、大幅に設置されることになったことに関しましては、評価をさせていただきます。ありがとうございます。引き続き、設置住戸が増加するように、ぜひ努めていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。  また、建設局の千葉鎌ヶ谷松戸線につきまして、理解させていただきました。確認させていただきました。  あと、栄町1号線につきましても、理解できましたので、今後、さまざまな取り組み、ございますけれども、スムーズに推進できるような取り組み、ぜひお願いをさせていただきまして、私からは以上でございます。ありがとうございました。 34 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。盛田委員。 35 ◯委員(盛田眞弓君) 一問一答でお願いします。  液状化対策のお話は、今、青山委員のほうからありまして、図面も示されましたので、いいと思います。済みません、質問いたしません。  それで、今回、この補正のところに随分とたくさん、盛りだくさんだなというふうに思います。さまざま御説明があった中で、何が何やらよくわからないような状況もあるんですが、未来への投資を実現する経済対策という形で銘打って、国費が出るということから、今回、たくさん補正予算に組まれたものだというふうに理解をしております。  全体として、76億7,600万円ほどというふうなことで議案質疑の中でも出されたと思うんですが、都市局の関係と、それから建設局の関係で、どのぐらい、この国費を使っての、今回、組まれたのかということをお尋ねしたいと思います。 36 ◯委員長(岩井雅夫君) 都市部長。 37 ◯都市部長 国費につきましては、寒川第一土地区画整理事業、それと東幕張土地区画整理事業を合わせまして、国費ベースで約4億500万円(後に4億8,725万円と訂正)でございます。 38 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 39 ◯建築部長 建築部でございます。  済みません、都市局で取りまとめていなくて恐縮でございますが、建築部分で申し上げますと、国費ベースで1億2,600万円でございます。内容は、先ほど申し上げた市営住宅計画修繕費、それから桜木町団地の建てかえ事業、それから、老朽市営住宅解体事業の3つでございます。合計1億2,600万円でございます。 40 ◯委員長(岩井雅夫君) 建設局長。 41 ◯建設局長 建設局の国費でございますが、議案説明資料の1ページをごらんください。  一番下の表の一番右側、国の経済対策に伴う歳出補正予算における国費は1億7,159万2,000円となっております。  以上でございます。 42 ◯委員長(岩井雅夫君) 都市部長。 43 ◯都市部長 ちょっと訂正させていただきたいと思います。  先ほど、寒川と東幕張の区画整理分をお答えしましたけれども、JR千葉駅の雨よけ施設に関しましても、国費の追加内示がございました。それを足しますと、全体で4億8,725万円でございます。 44 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 45 ◯委員(盛田眞弓君) 済みません。都市局のほうの総額は、まだ出されていないということだったんですが、それでも、4億8,700万円と1億2,600万円ということで、大体6億円ぐらいということですかね。それと、建設局のほうが4億5,300万円というふうなことのトータル、あるんですけれども、今回、未来への投資という形で、国費がたくさんついたということから、まだまだ必要な事業費はたくさんあるかというふうに思うんです。  今回この選ばれた事業、なぜこれがというところを、一つ、御説明いただきたいと思います。 46 ◯委員長(岩井雅夫君) 都市部長。 47 ◯都市部長 ちょっと全体じゃなくて申しわけないです。都市部分に関しましては、特に、区画整理事業に関しましては、ずっと継続してやっている事業でございますので、平成29年度に予定していた事業のうち、早期に着手できそうなものについて、前倒しで施工して、地元の方、かなり期待しております、早くやってほしいというふうに期待しておりますので、少しでもそういう期待に応えるようにしたということでございます。 48 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 49 ◯建築部長 済みません、建築部でございます。たびたび部が分かれて申しわけございません。  建築部は、ほぼ同じような状況です。特に、国庫補助事業のうち、平成28年度の当初の交付金の内示が要望額を大幅に下回ったという状況がございまして、それに伴う未執行分をやったことと、それとあわせて、次年度以降も、早期に発注することにより、メリットがある事業を対象として、総額1億2,600万円に見合うものとして選ばせていただいております。 50 ◯委員長(岩井雅夫君) 建設局長。 51 ◯建設局長 国の補助採択の要件の中で、経済の柱として、21世紀のインフラ整備、または防災体制の強化ということで、それぞれインターアクセスの道路とか、通学路の安全対策だとか、防災対策だとか、無電柱対策、こういった採択要件がある中で、本市が今、継続している事業で、早期に整備効果が上がるもの、または、先ほど御説明いたしましたように、本年度中に工事が発注できるものから、本案件を選定したところでございます。  具体的には、例えば、千葉鎌ヶ谷松戸線の道路改良事業ですと、平成29年度早期に完成が行えるということで、少しでも早く道路を供用し、利便性を向上したいという理由でございます。  以上でございます。 52 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 53 ◯委員(盛田眞弓君) ありがとうございます。  どの部においても、早期に効果が発揮できるような事業を選んでということだと思います。  今、不況と言われる中で、経済対策、どうしていくかということについて言えば、国の補助金、交付金を利用しての事業というのは非常に大事だというふうなことを思います。  それで、一つ、社会資本整備総合交付金というのも、たしか前々からあったと思うんですが、これと、今回の未来への投資を実現する経済対策というのと、これ、合わせて使えるものなんですか。ちょっとその辺がよくわからなくて、社会資本整備総合交付金というのと、それから防災・安全交付金というものと、今まで来ていたというふうに思うんです。今回のものは、全般にわたって、教育関係だとか、細々、具体的な対策について言えば、本当にたくさんのところに使えるような形での交付金の意味かなというふうに思うんですけれども、この議案、建設局の道路改良工事については、千葉鎌ヶ谷松戸線は社会資本整備総合交付金という名前がついていて、そのほかは、防災・安全交付金というふうなただし書きがあったりするので、この違いを、ぜひ伺いたいと思うんですけれども。 54 ◯委員長(岩井雅夫君) 建設局長。 55 ◯建設局長 今、御質問のありました交付金には2つございますが、読んでいただいているイメージで言いますが、いわゆる防災、安全にかかわるものについては防災・安全交付金を活用し、それ以外のものには社会資本整備総合交付金という形を利用させていただいているところで、大きな目的に沿った事業を、それぞれ交付金要望をしているということで、国の経済対策の今回の補正要件でも、総合交付金になじむものと防災・安全交付金になじむものを私どもが選んで、要望して、内示をいただいているということでございます。 56 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。
    57 ◯委員(盛田眞弓君) 交付金の定めというか、どこがどこまでという色分けが、なかなかはっきりしないところあるかと思うんですが、今回、全体的に、教育関係のものだとか、いろいろなところにこの補正が組まれているということであれば、活用をして、ぜひ、事業を先取りをするということになると、前倒しをして実施するということになると、来年度、新年度の予算との関連ということは出てくるかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 58 ◯委員長(岩井雅夫君) 建設局長。 59 ◯建設局長 来年度に予定していたものを前倒しをしているわけですが、新年度の予算については、やはり私どもも、ちょっと所管しているわけでない中で、来年度実施する全体の事業量を勘案して、今後の編成作業の中で検討していくと聞いております。新年度の予算内容につきましては、私どもは、新年度にやるものを前倒しをして、この交付金を活用して事業を執行しますが、新年度の予算がどういうふうに影響して、具体的にどういうふうに進むかということについては、今、もう一度申し上げますが、今後の予算編成の中で、財政当局が判断をしていくものと考えておりますので、私どもでは、少し、何とも回答できないというところでございます。 60 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 61 ◯委員(盛田眞弓君) 来年度、新年度の予算については、管轄が違うということになるので、詳しいお話はないかと思いますが、前倒しをして実施ということであれば、事業の内容で、交付金を使うので、市から持ち出しをしたりする分、その予算が少なくて済むということの理解でよければ、来年度に使える予算が少し多くなるというふうなことなのかなと思います。  幾つか、今回、進んだものはありますが、まだまだ安全対策含めて、社会資本整備、うまく手だてをして進めていただくということが必要になるかと思いますので、そのことで理解をいたしました。ありがとうございます。 62 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。布施委員。 63 ◯委員(布施貴良君) 議案研究でもいろいろお尋ねしたと思うんですが、重ねてということもありますけれども、まず、液状化対策ですね。  ようやく磯辺の4丁目地区での1カ所目の完成は見えてきたということで、皆さん方、それぞれ御苦労あったと思いますが、多としたいと思っております。  そこで、一応、磯辺4丁目、これ、7.1ヘクタールで13.9億円の事業費というふうに伺っておりますが、掛け算、割り算ありますけれども、この平米単価は幾らか。  それから、地元負担は幾らになるのかということで、お尋ねしたいと思いますが。  同じように、磯辺の、来年度から着工する3丁目の面積、それから事業費、平米単価、それから地元負担、1戸当たりの金額。真砂の5丁目、まだまとまっておりませんが、一応、想定している面積、事業費、平米単価、地元負担、1戸当たりですね、これ、わかったら教えてもらいたいと思います。  一問一答です。 64 ◯委員長(岩井雅夫君) 液状化対策室長。 65 ◯液状化対策室長 液状化対策室長、永利です。  磯辺4丁目につきましては、委員がおっしゃったとおり、事業費13億9,000万円でございます。面積は7.1ヘクタールです。  3丁目のほうなんですけれども、面積は12.9ヘクタールでございます。  単価につきましては…… 66 ◯委員長(岩井雅夫君) 今、出なければ、後で。 67 ◯液状化対策室長 申しわけございません、後でお届けするようにいたします。  真砂5丁目につきましては、0.3ヘクタールで、ここの地区につきましては、地下水位低下工法ではなくて、格子状地中壁工法ということで、地元の方に説明をしたところ、同意のほうが、法定要件を得られませんでしたので、一応、事業化は難しいということでございます。  地元負担につきましては、磯辺4丁目と3丁目につきましては、工事費に伴う負担金はございません。ポンプとか、管の維持管理の費用が今後発生するということで、維持管理相当分ということで、磯辺4丁目につきましては平米当たり634円、3丁目につきましては467円ということで、地元に負担金をいただくようにしております。  以上でございます。 68 ◯委員長(岩井雅夫君) 布施委員。 69 ◯委員(布施貴良君) それじゃ、あとの3丁目と真砂の5丁目ですね、これ、わかったら、これは後で資料いただければいいと思います。  私、あえてこれを聞きましたのは、この当該地区が一番液状化がひどい地区であったということではないということですね。モデル的におやりになるということで、なおかつ合意ができるということで、結果的にはこの3カ所が選ばれて、地元と話をされたということだと思いますが、いずれにしても、千葉市が、この30年以内に都道府県庁所在地で最も震度6弱以上の地震の来る可能性が非常に高いと、こういうことで想定をされているということから考えますと、やはり、これ、もし、この液状化のしやすい美浜区で、全体的にやる場合にはどうするのかということがありますので、あえて今の数字をお尋ねしたところでございます。  これは、もちろん事業費の関係ですとか、地元合意ですとか、そういうことをいろいろ考えますと、じゃ、美浜区全体でやるということについては、相当不可能な事業ではあろうかと思うんですけれども、しかし、もっと簡単にできる方法があれば、これは鋭意検討していく、あるいは学者、専門家に研究していただくということは、当然必要なことではないかなと思っておりますので、この3カ所については、さらに地元の理解、合意を含めて、推進をしていただきたいと思っておりますが、その他の地区についても、一層御努力を願いたい、こういう要望を申し上げておきたいと思います。  それから、もう一つ、道路整備の関係で補正が出ておりますが、これについては、6億円の限度額で舗装と側溝の新設改良を行うということなんですが、この市内見てまいりますと、大分舗装がちょっと傷んでいる、なおかつ、道路の白線、センターライン、側線ですね。これ、横断歩道は警察ということですが、薄くなっているところが私としてはちょっと目立ち過ぎるんじゃないかなというふうに思っておりますので、こういった予算については十分確保していただきたい。私どもも努力したいと思っておりますが。  そこで、舗装については、大体、全面的に舗装を改良する場合に何年ごとにやっておられるのかということが一つ。  それから、側溝については、これは鋭意進めてもらっておりますが計画を持っていたら、現在、残っている側溝の改良については何%ぐらいなのか。今後、何年ぐらいでこれを完成させるということで進めておられるのか、お尋ねします。 70 ◯委員長(岩井雅夫君) 土木部長。 71 ◯土木部長 まず、1点目の舗装の改良の更新時期というようなものでございますが、基本的に、もちろん交通量ですとか、大きい車が通るか通らないかで傷みぐあいは違ってまいります。一般的な舗装ですと、10年ぐらいというのが通常でございます。ただ、幹線道路につきましては、今申し上げましたように、非常に大型車交通があったり、交通量が多かったりしますので、舗装の傷みぐあいを調査いたしまして、たわみですとかひび割れを調査し、それらについて、計画的に修繕を行っているところでございます。  生活道路等については、やはり10年から15年ぐらい、余り交通量ございませんので、もちますので、その都度、パトロールですとか、住民からの要望等を受けながら整備しているところでございます。  また、側溝の改良につきましては、現在、何%改良が済んでいるのかについては、申しわけございません、ちょっと数字がございません。昭和40年代につくったような団地等については、まず、側溝はあるんですけれども、ふたはかかっていない状況下にございます。これらのものについては、適宜、地元の町会さんなんかと調整しながら、今年度はここをやっていこうとかというような形で、整備を進めているところでございます。  また、排水勾配等がとれないですとか、たるんでしまうというようなところについては、御要望なりいただいたところで、精査し、実施しているところでございます。  以上でございます。 72 ◯委員長(岩井雅夫君) 布施委員。 73 ◯委員(布施貴良君) わかりました。  舗装については、10年は、この幹線道路は、ちょっと長過ぎるということで、状況を見て修繕をするということでございますので、そこは鋭意進めてもらいたいなと思っておりますが。  場所によっては違うと思いますが、特に美浜区あたりは埋立地ですので、やっぱり3.11の影響もあって、かなり生活道路もでこぼこが目立つようなところもあります。これは、鋭意パトロールもしていただきながら、少し期間を短くしてもいいんじゃないかなというふうに思っておりますので、基本的に、生活道路は何年、10年なら10年、幹線道路は、これは7年とか5年とかにしながら、できるだけ計画的に進めていただきたいなと思っております。  さきに申し上げました道路標示ですね、ラインですとか、あるいは横断歩道の、ちょっとかすれているところがあって、やっぱり交通安全の観点から、道路の舗装なり、あるいは白線の整備等をあわせて、警察とも協議しながら、横断歩道の塗りかえも、鋭意進めていただきたいというふうに思いますので、要望で。  これで私のほうは終わりにさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 74 ◯委員長(岩井雅夫君) 石井委員。 75 ◯委員(石井茂隆君) 道路部のほうでお聞きしたいんだけれども、補正によって前倒ししていって、大変よかったと思っているところでございます。  そこで、道路関係で、予算があれば事業化できるようなものが、あとどのくらい残っているのか。来年度予算に行くものが補正でできたということだと思うんですけれども、どのくらいあるんだろうかということが1点。  それから、一方において、通過車両が結構あるにもかかわらず、すれ違いできないようなところも残っていると、千葉市内には結構残っていると思うんですけれども、そういうところに対しての対策というんですかね、それはどうなっているかということをお聞きしたいと思います。  以上です。 76 ◯委員長(岩井雅夫君) 道路部長。 77 ◯道路部長 予算があれば事業化できる工事があるかということなんですけれども、今回は、千葉鎌ヶ谷松戸線だけがすぐに着手できるということで、補正の要望路線といたしました。 78 ◯委員長(岩井雅夫君) 道路計画課長。 79 ◯道路計画課長 道路計画課長、村川といいます。  通過車両があって、すれ違いができないところの対策ということですけれども、線的に全部拡幅するということは、ちょっと難しいというふうに、今、考えております。部分的に退避できるような箇所を設けるということなどについては、場所ごとに検討はしていきたいと考えております。  以上です。 80 ◯委員長(岩井雅夫君) 土木部長。 81 ◯土木部長 すれ違えない道路のような細い道路でございます。当然のことながら用地買収等を行わないと、広げることは物理的には無理なんですけれども、市内には、やはり多々そういう道路がございますので、地元の御協力ですとか、いろいろなことを受けながらも、例えば、待避所、対面交通で、一時膨らませて待避所を設けるとか、そのような対策というのも必要なのかなというふうに考えているところでございます。基本的には、なるべく道自体はすれ違いができるような道路にしていきたいとは考えております。 82 ◯委員長(岩井雅夫君) 石井委員。 83 ◯委員(石井茂隆君) 部長からは待避所をつくって応急処置をするということを答弁されたと思うんですけれども、基本的には、場所によっては、途中までやってそのままになっているとか、いろんなところはあると思うんですね。そういうものについて、計画的に鋭意進めていかなければ、今までの工事もそのままになっていると。せっかく買収して工事したにもかかわらず、途中でとまっているとか、そういうものがあると思うんです。  それで、道路関係については、大分予算も削られて職員も減ってきたと、そういう状況になっているんじゃないかと思うんですけれども、やっぱり、強く進めてもらいたいなと。また、財政当局に対しても強く進めてもらいたいなと思っているところです。  以上です。 84 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。櫻井委員。 85 ◯委員(櫻井 崇君) 済みません、一問一答で。  こちらの説明資料の3ページのところで、公共事業における施工時期というのがあるんですけれども、これって毎年こういうふうな形でやっているものですよね。  今回、早期完成というのが、今回の分に関しては、実際にどれくらい、これがない場合と比べて早まるのかなというのを聞きたいんですけれども。 86 ◯委員長(岩井雅夫君) 土木部長。 87 ◯土木部長 今回の平準化工事については、議案を御承認いただければですけれども、年度内発注をさせていただいて、おおむね6月か7月ぐらいまでには終わる工事という形を考えてございます。ものによって、多少違うかとは思いますが。 88 ◯委員長(岩井雅夫君) 櫻井委員。 89 ◯委員(櫻井 崇君) この24件というのは、具体的な場所というのは、後で提示していただきたいんですね。(「はい、わかりました」と呼ぶ者あり)  あと、先ほど石井委員が質問されていたところで、道路の拡幅というところがあるんですけれども、ちょっと具体的な箇所になってしまって恐縮なんですが、幕張を通っている市道189号線の拡幅というのは、もう今の状態で一回待避所をつくったということで、それ以上は特にないということですよね。 90 ◯委員長(岩井雅夫君) 道路部長。 91 ◯道路部長 小学校の脇の道でございますよね、三代王神社の下のところの。  あれに対して、現在、待避所をつくりまして、とりあえず、今の状況で供用しているという形で、すぐにあそこの路線を広げるというような予定は、今のところございません。 92 ◯委員長(岩井雅夫君) 櫻井委員。 93 ◯委員(櫻井 崇君) そうですよね。なかなか難しいものがあると思います。隣側は神社ですし、そこの土地を削るというのも難しいし、そこの土地を拡幅してほしいという住民の方が、じゃ、土地貸してくださいと言ったら、それはだめだみたいな感じがあるんで、なかなか難しいのかなと思います。  ちょっと基本的なことで、全然わからないので、教えていただきたいんですけれども、その189号線をずっと真っすぐ西のほうに走っていきますと、何か、だんだん舗装されていないところになって、何か、あれ、真っすぐ行ったところって、ちょっとわかるかな。あれって、最近スマホを買って、それでカーナビをしているんですけれども、何か途中で農地になっちゃうような、あれって市道になるんですかね。わかるかな、今の説明で。 94 ◯委員長(岩井雅夫君) 街路建設課長。 95 ◯街路建設課長 街路建設課、内山でございます。  委員おっしゃっていらっしゃるのは、幕張本郷に抜ける道で、一部未舗装の部分がある部分かと思いますが、一部、市道の部分もございますので、実は、来年度、そこについて調査をしようというふうに考えている部分が一つ、道路敷ではございます。 96 ◯委員長(岩井雅夫君) 櫻井委員。 97 ◯委員(櫻井 崇君) 市道って、千葉市の道ということですよね。(「はい」と呼ぶ者あり)あれ、スマホのカーナビで行ったら、田んぼの中入っちゃって、道が、道でもう畑になっちゃっているんだけれども、あれって、もし市道だとしたら、それってどういうふうになるのかなと。 98 ◯委員長(岩井雅夫君) 建設局長。 99 ◯建設局長 委員のおっしゃられている場所と、回答したイメージが違うといけませんもので、個別に、それにつきましては御回答させてもらうという形で御了解いただきたいんですが。 100 ◯委員長(岩井雅夫君) 櫻井委員。 101 ◯委員(櫻井 崇君) はい、大丈夫です。済みません。  あと、済みません、もう一点、最後なんですけれども、説明資料の2ページのところで、市が管理する自由通路からコンクリートの剥離というのがあったんですけれども、これって、その原因というのは、老朽化等によるものなんでしょうか。 102 ◯委員長(岩井雅夫君) 土木部長。 103 ◯土木部長 委員おっしゃるとおり、老朽化によるものと想定しております。この自由通路自体が、もう既に50年近くたっているものでございますので、コンクリートの老朽化というのが主な原因だと、今のところ認識しているところでございます。 104 ◯委員長(岩井雅夫君) 櫻井委員。 105 ◯委員(櫻井 崇君) 市内に、こういう老朽化した、公共施設以外でこういったもの、コンクリートの、こういう自由通路ですとか、そういったものというのは、結構、こういう事例があって、毎年、そういうことをされているのかということを教えてください。 106 ◯委員長(岩井雅夫君) 土木部長。 107 ◯土木部長 市内に自由通路と呼ばれるものが9カ所ほどございます。これらについても、当然、コンクリートのものと違うものがあったりしますけれども、それらについては、点検を行いながら、修繕等を行っているところです。  また、自由通路に限らず、橋梁といわれるもの、千葉市が管理している長寿命化修繕計画の中で、そういうものを点検し、必要に応じてコンクリ補修を行っております。 108 ◯委員長(岩井雅夫君) 櫻井委員。 109 ◯委員(櫻井 崇君) 了解いたしました。  以上です。 110 ◯委員長(岩井雅夫君) では、ほかに。                [「なし」と呼ぶ者あり] 111 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかになければ、採決いたします。  お諮りいたします。議案第145号・平成28年度千葉市一般会計補正予算中所管を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  [賛成者挙手]
    112 ◯委員長(岩井雅夫君) 賛成全員、よって、議案第145号は原案のとおり可決されました。  説明員の入れかえを行います。説明員の皆様、御苦労さまでございました。             [都市局説明員入れかえ、建設局退室]                  議案第147号審査 113 ◯委員長(岩井雅夫君) 次に、議案第147号・平成28年度千葉市都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算を議題といたします。  当局の説明をお願いいたします。都市部長。 114 ◯都市部長 都市部でございます。  平成28年度特別会計の補正予算について説明させていただきます。座って説明させていただきます。  平成28年度特別会計の補正予算は、繰越明許費の追加が1件と歳出補正が1件でございます。  補正予算書の37ページをお願いいたします。  都市計画土地区画整理事業特別会計の第2表、繰越明許費補正の追加でございます。  款1・土地区画整理事業費、項1・検見川・稲毛地区土地区画整理事業費、検見川・稲毛地区土地区画整理事業について、未来への投資を実現する経済対策に基づく交付金が追加内示されたことから、翌年度へ繰り越すものでございます。  次に、補正予算書の40ページをお願いいたします。  特別会計の歳出補正でございます。  一番下の3、歳出の表をごらんください。  款1・土地区画整理事業費、項1・検見川・稲毛地区土地区画整理事業費、説明欄1、検見川・稲毛地区土地区画整理事業の8,100万円ですが、これは、未来への投資を実現する経済対策に基づく交付金が追加内示されたことによる補正でございます。  説明は以上でございます。 115 ◯委員長(岩井雅夫君) 御質疑等がありましたら、お願いいたします。盛田委員。 116 ◯委員(盛田眞弓君) 一問一答でお願いします。  検見川・稲毛地区土地区画整理事業ということで、先ほどの未来への投資を実現するためのというふうなことになるかと思いますが、今回の補正で8,100万円、これは中身というんですか、今回この補正組まれた中身についてまず伺うのと、それから、区画整理、3つ事業あると思うんですけれども、そちらのほうの関係も、今、いいのかな。幕張のほうは違いますか。 117 ◯委員長(岩井雅夫君) 限定されているんで。 118 ◯委員(盛田眞弓君) なるほど、わかりました。  全体の計画からして、事業の進捗率というのがどのぐらいなのかを伺います。 119 ◯委員長(岩井雅夫君) 都市部長。 120 ◯都市部長 まず、今回の補正の中身でございますが、建物移転が3戸、それと、移転物件調査業務委託が、今回の補正の中身でございます。  進捗率でございますが、平成28年度末の累計で64.1%の進捗、これ、事業費ベースでございますが、64.1%になる予定でございます。 121 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 122 ◯委員(盛田眞弓君) 長いことかかって、区画整理というのは進んでいくということだと思いますが、今回、国費がついたということで、少し、検見川・稲毛地区も、ようやく取りかかるということになるかと思うんです。進捗率が64.1%ということであれば、まだもう少し、まだ大分あるかと思うんですが、残り、大体関係物件数とか、それから、どのぐらいの完了というふうなめどというか、そういうものはあるんでしょうか、伺います。 123 ◯委員長(岩井雅夫君) 都市部長。 124 ◯都市部長 建物移転戸数でいきますと、全体で384戸ございます。そのうち、平成27年度末で移転が完了しているのが、197戸でございます。ですから、まだ半分ちょっと。移転戸数でいきますと、パーセンテージでいくと、53.2%ということで、正直、まだまだかかるのかなというふうに思っています。  いつぐらいまでというものについては、今、一応、事業認可の年度としましては、平成41年度までというふうになっておりますが、これについては、ちょっと無理だなと思っていますので、今後、延伸をしていかなければいけないというふうに思っております。 125 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 126 ◯委員(盛田眞弓君) 区画整理ということでいえば、もちろん、住んでいらっしゃる方たちの意向もありますし、都合もある、予算も大変必要になるということなので、今、ちょうど半分ぐらいまでは、建屋のほうは移動されたということですけれども、平成41年度というのは、なかなか難しいというのが、当局からも御説明がありました。検見川・稲毛地区については、これまでなかなか進んでいなかったところ、予算化がされてということで、これ、あと計画どおりに進むかどうかは、現地の方との相談ということになるかと思いますが、東幕張のほうでも、さまざまな御要望があるかと思います。地元の皆さんの意見を聞いてということで言えば、合意がとれたところからということになるかと思いますけれども、急いで整備をするために、例えば、下水道の整備をしながら進めていくところを、幕張の駅について言えば、回転広場に早く到達するために、そちらの方向を中心に、重きを置くというふうな形になって、当初の予定から、少し計画がおくれるなんていうことはあるんでしょうか。 127 ◯委員長(岩井雅夫君) 都市部長。 128 ◯都市部長 事業そのものは、進め方が若干、東幕張については、どちらかと言ったら、線路から遠いところから始めまして、幕張町弁天町線の都市計画道路のあたりを先にやったんですが、順番からいくと、区画整理というのは、あいているところに家をどけながらやったほうが、効率的ではあるんです。ただ、それをやっていると、いつまでたっても駅前広場まで到達しないということで、東幕張に関しましては、やはりJRの幕張駅が、駅前広場がないということで、なるべく早く駅前広場に到達しようということで、そちらを集中的に進めているという状況です。  一般的には、なるべくあいている畑とかが多いところに、家をどけながらやっていく、あるいは下水道なんかでいえば、流末のほうから順番にやっていくというのが一般的でございます。  ですから、そういった事業スケジュールを、その地区地区によっていろいろ検討しながら進めていっているところでございます。 129 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 130 ◯委員(盛田眞弓君) それぞれ、寒川地区においても、多分、地域性だとか住民の皆さんの意向だとか、それから、早目に事業を進めなきゃいけないところについては、普通に進めるよりも集中をして、そちらのほうの移転を先にというふうなこともあるというふうに、伺ってわかりました。  土地区画整理ということでいえば、非常に時間もかかる問題ではあるかと思いますが、なるべく早目に進んでいくように、ぜひ御尽力いただきたいと思います。  以上です。 131 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。                [「なし」と呼ぶ者あり] 132 ◯委員長(岩井雅夫君) 御質疑がなければ、採決いたします。  お諮りいたします。議案第147号・平成28年度千葉市都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  [賛成者挙手] 133 ◯委員長(岩井雅夫君) 賛成全員、よって、議案第147号は原案のとおり可決されました。  説明員の入れかえをお願いいたします。御苦労さまでございました。               [都市局退室、建設局入室]                議案第148号、第152号審査 134 ◯委員長(岩井雅夫君) 次に、議案第148号・平成28年度千葉市下水道事業会計補正予算及び議案第152号・千葉県と千葉市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議についての2議案は、関連がありますので一括議題といたします。  当局の説明をお願いいたします。建設局長。 135 ◯建設局長 当議案につきましては、上水道料金と下水道使用料の徴収一元化に関する議案でございます。  説明につきましては、下水道管理部長より説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 136 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道管理部長。 137 ◯下水道管理部長 下水道管理部の鈴木でございます。よろしくお願いいたします。座って説明させていただきます。  議案第148号・平成28年度千葉市下水道事業会計補正予算(第2号)と議案第152号・千葉県と千葉市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議について説明させていただきます。  補正予算については、下水道事業会計補正予算書の43ページ、規約の制定に関する協議については、議案書の5ページとなりますが、お手元に配付の建設局説明資料に基づき、説明させていただきます。  4ページをごらんください。  まず、1、趣旨でございます。  平成30年1月から、上水道料金と下水道使用料の徴収一元化を実施するため、地方自治法第252条の2の2第3項の規定に基づき、千葉県に徴収事務を委託するための規約の制定に関する協議について、議会の議決をお願いするものでございます。  また、千葉県水道局が行う新システムの開発等に要する経費の本市負担分について、債務負担行為の設定をお願いするものでございます。  2、協議する規約の内容についてでございます。  (1)規約の主な内容として、委託事務の範囲を、使用開始・中止等に係る受け付けなど、1)から6)の一連の徴収に関する事務を千葉県に委託するものでございます。  経費の負担については、委託事務の管理及び執行に要する経費は市が負担し県に支払うものとし、県が徴収する使用料及び延滞金の収入は市に帰属するものといたします。  次に、(2)規約施行日は平成30年1月1日とし、平成30年1月検針分から上水道料金と下水道使用料の一括請求が始まります。  次に、3、債務負担行為の設定についてでございます。  (1)補正理由ですが、平成26年3月に、千葉県と4市、千葉市、市原市、鎌ケ谷市、成田市が締結した覚書に基づき、新システムの開発等に要する経費のうち、本市が負担する経費について、徴収一元化開始年度である平成29年度から33年度までの5年間、債務負担行為を設定いたします。  5ページをごらんください。  (2)補正予算額ですが、新システムの開発経費の2分の1を、各市の下水道使用料調定件数で案分した金額と、各市に設置する端末機器等の調達経費の合計額となります。  限度額は5億8,587万円、これを5年間の均等払いとすることから、各年度の限度額は1億1,717万4,000円となります。  4、その他でございますが、まず(1)今後の予定といたしまして、説明資料に記載のとおり、4市ごとでの規約の制定に関する協議の議決や債務負担行為の設定、千葉県が事務の受託に関する規約の議決、県市双方で規約の告示、協定書の締結、市民周知などを行い、平成30年1月に上下水道料金徴収一元化を実施する予定でございます。  次に、(2)徴収一元化の効果についてですが、1)住民サービスの向上については、料金の支払い手続や引っ越しに伴う使用開始と中止、口座振替などの申し込み手続が一度で済むこと、料金に関する各種問い合わせ先が一本化され、上水道と下水道、それぞれ連絡する手間が省けることが挙げられます。  次に、2)業務の効率化についてですが、上下水道が別々に行っていたさまざまな事務手続を一つにまとめるため、各種手数料、郵送費等のコスト削減が図られることや、上下水道の利用情報が総合的に管理されるため、迅速な対応が可能になることが挙げられます。  最後に、3)収納率の向上についてですが、水道料金とあわせて徴収することにより、下水道使用料の収納率を水道料金並みに向上させることが期待できることとなります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 138 ◯委員長(岩井雅夫君) 御質疑等がありましたら、お願いいたします。青山委員。 139 ◯委員(青山雅紀君) よろしくお願いします。  それでは、平成30年1月の徴収一元化に向けての取り組みということで、順調に進んでおられるのかというのを、まず1点確認させていただきたいのと……  一問一答でお願いします。 140 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道管理部長。 141 ◯下水道管理部長 現在、スケジュールどおりに順調に進んでおります。  今後は、今市議会の議決をいただいたということが前提になりますけれども、来年3月に県議会の議決、それから、県市双方の告示、協定書の締結、4月より市民周知を行いまして、平成30年1月に一元化を実施するということで、予定どおりに進んでおります。 142 ◯委員長(岩井雅夫君) 青山委員。 143 ◯委員(青山雅紀君) 一元化による支出の削減ですか、それと、収納率の向上による増収をどのぐらい見込んでおられるのか、お聞かせください。 144 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道管理部長。 145 ◯下水道管理部長 歳出は、年間1,000万円の削減を見込んでおります。  それから、収納率でございますけれども、昨日の議案質疑でも答弁させていただいたところでございますけれども、平成27年度の現年度分では、県水が99.8%、これに対して、下水道が98.4%となります。これを、県水道並みの収納率に向上できることになりますから、1.4ポイントの増加を見込んでおります。  これによって、金額では、現年度分の収納率が向上することで、過年度分がだんだん減少するということになっていくことによりまして、最終的には、平成36年度以降でございますけれども、約7,000万円の増収で推移するということを見込んでおります。  先ほどの1,000万円の削減と増収効果7,000万円を見込みまして、年間約8,000万円の増収効果を見込んでいるところでございます。 146 ◯委員長(岩井雅夫君) 青山委員。 147 ◯委員(青山雅紀君) ありがとうございます。  年間8,000万円の増収効果、確認させていただきました。  イニシャルコストにつきましては、いつ回収できるのか、お聞かせください。 148 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道管理部長。 149 ◯下水道管理部長 イニシャルコストの回収につきましては、平成34年度に回収するということで見込んでおります。  また、増収効果を含めますと、単年度では、平成30年度から黒字に転じるということと、あと累積でも、そのイニシャルコストを含めた累積で、平成32年度から黒字になるということを見込んでおります。 150 ◯委員長(岩井雅夫君) 青山委員。
    151 ◯委員(青山雅紀君) ありがとうございます。確認しました。  その後のシステム機器の改修等の見込みはされているのかどうか、お聞かせください。 152 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道管理部長。 153 ◯下水道管理部長 初期投資で今回、債務負担をお願いするところでございますけれども、その後、また5年ごとのサーバー等端末機器、これは5年ごとの更新ということになりますので、そういったことを、5年ごとの更新ということで見込んでおります。 154 ◯委員長(岩井雅夫君) 青山委員。 155 ◯委員(青山雅紀君) では、最後、一元化によりまして、市民の利便性は、具体的にどのように向上されるのか、お聞かせください。 156 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道管理部長。 157 ◯下水道管理部長 今まで、水道と下水道で別々に行っていた料金の支払いですとか、あるいは各種手続が一度で済むということになりますので、そういった一度で済むということと、あと、料金に関する各種問い合わせが、窓口が一本化されるということになりますので、これまで別々に連絡をしていたところが一本化ということで、一度で済むというようなことで、手間が省けるということを期待しております。  以上でございます。 158 ◯委員長(岩井雅夫君) 青山委員。 159 ◯委員(青山雅紀君) ありがとうございました。  千葉県と千葉市との間における、今回の大きな取り組みは、長年にわたる課題でもありましたので、わかりやすい、さらなる推進をお願いしたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  私からは以上でございます。 160 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。盛田委員。 161 ◯委員(盛田眞弓君) 一問一答でお願いします。  平成30年1月から徴収一元化ということで、今回は、千葉県と4市ということで、千葉市、市原市、鎌ケ谷市、成田市が締結をして始めるということになったようですけれども、県内のほかの市の状況などがわかれば、お示しください。 162 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道管理部長。 163 ◯下水道管理部長 千葉県の給水区域が、全部で11市ございます。  この、最初の徴収一元化の協議会を設立したときには11市と県とということで始めたわけなんですけれども、ほかの7市については、いろいろ自分のところで、徴収一元化でも、市に残る業務があるんです。そういったことを踏まえて、そういったことをいろいろ整理ができていないとか、そういったことで、平成26年度の覚書の締結のときには、スタートは4市ということで進めるということで、覚書を締結したところでございます。 164 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 165 ◯委員(盛田眞弓君) そうすると、残りの7市については、これからというふうなことで、この締結をしていくということになるんでしょうか。 166 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道管理部長。 167 ◯下水道管理部長 まだ、はっきりとはわかりませんけれども、今回、私どもの4市で始めますので、そういった様子ですとか、業務の整理、そういったものがついてから、参加する意向はあるんじゃないかというふうに考えております。 168 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 169 ◯委員(盛田眞弓君) 先ほど、7市については、市に残る業務があるというふうなことでしたけれども、そういう意味からいうと、千葉市は、特に何の業務も残らないというか、議案質疑の中では、減免などについての窓口はしますということだったのと、それから、下水道のさまざまな事務が大分軽減をされるということの理解でいいんでしょうか。 170 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道管理部長。 171 ◯下水道管理部長 おっしゃるとおり、千葉市にも、やはり残る業務はあります。これは、滞納整理ですとか、福祉減免とか、そういった手続です。そういったものは市に残っておりますし、また、上水道料金は時効が2年ということで、千葉市は下水道が5年なんです。ですから、2年を過ぎた後の滞納整理、そういったものは市に残るということで、かなり、事務的には軽減されますけれども、ただ、どうしても市に残る業務がありまして、そういった点を、私どもの下水道営業課のほうで整理いたしまして、今回、参加に至ったというところでございます。 172 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 173 ◯委員(盛田眞弓君) さまざま、2年間と5年間というような期間の違いもあって、市がやらなければならない業務は、まだ残っているということですので、福祉減免だとか滞納とかということになると、かなりきめ細やかな対応しなければならないというふうに思いますので、その辺はきちんと対応していただければと思います。(下水道管理部長「はい、承知いたしました」と呼ぶ) 174 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。布施委員。 175 ◯委員(布施貴良君) ようやく上下水道の料金の一括納入が始まるということなんですが、いろいろ御苦労があったと思うんですね。たしか、熊谷市長が議員のときに、これについては提起をしたというふうに、私は記憶しているんですが、他の政令市なんかの場合、これ、上下両方やっていますので、当然、おのずから一元化、もともとやっていたと。千葉の場合は県水でしたから、土気地区とかは除きましてね。ということは、これ、県との協議のスタートはいつごろでしたですか、もう一回確認したいんですが。 176 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道管理部長。 177 ◯下水道管理部長 平成24年からになります。 178 ◯委員長(岩井雅夫君) 布施委員。 179 ◯委員(布施貴良君) 一問一答でいきます。  平成24年からですので、4年かかったということだと思いますが、いずれにしても、県との交渉ですから、いろんなことがあったと思います。  そこで、一元化になったのは非常によいことだと思うわけですが、ただ、それによって、結果として、下水道の、公共施設として大事な市民の施設なんだという、こういう意識が、私は薄れると困るなと思っておりますが、下水道の重要性、市民にとって大事な施設だということを認識をしていただいて、市のサイドからも、一元徴収が円滑に進むようにする必要があるんじゃないかなと思いますが、その辺のPRはどのようにされるんでしょうか。 180 ◯委員長(岩井雅夫君) 下水道営業課長兼水道局水道総務課料金担当課長。 181 ◯下水道営業課長兼水道局水道総務課料金担当課長 下水道営業課、古山でございます。  まず、今回の一元化のPRにつきましては、資料にもございますように、来年の4月から、さまざまなPRをしていきたいと思います。市政だよりとか、あとは個々の通知とか、ホームページで進めていきたいと思います。  それから、下水道の重要性につきましては、私ども下水道営業課で、引き続き、下水道の設置ですね、そちらのPRのほうを進めていきたいと思っております。  以上でございます。 182 ◯委員長(岩井雅夫君) 布施委員。 183 ◯委員(布施貴良君) わかりました。これは鋭意進めていただきたい。  それぞれの市民の家庭では、例えば、油を大量に流さないとか、環境対策も含めて、割と工夫はされていると思うんですが、これ、引き続き、大事なことですので、下水道の重要性、そういった環境に対する負荷をかけないと、こういったことを含めて、引き続き、しっかりPRも含めてやっていただきたいと思いますので、要望で終わります。 184 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。                [「なし」と呼ぶ者あり] 185 ◯委員長(岩井雅夫君) 御発言がなければ、逐一採決をいたします。  お諮りいたします。まず、議案第148号・平成28年度千葉市下水道事業会計補正予算を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  [賛成者挙手] 186 ◯委員長(岩井雅夫君) 賛成全員、よって、議案第148号は原案のとおり可決されました。  続いて、お諮りいたします。議案第152号・千葉県と千葉市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議についてを原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  [賛成者挙手] 187 ◯委員長(岩井雅夫君) 賛成全員、よって、議案第152号は原案のとおり可決されました。  説明員の入れかえを行います。御苦労さまでございました。               [建設局退室、都市局入室]                  議案第154号審査 188 ◯委員長(岩井雅夫君) 次に、議案第154号・千葉市営住宅宮野木町第2団地建替建築主体工事に係る工事請負契約についてを議題といたします。  当局の説明をお願いいたします。建築部長。 189 ◯建築部長 建築部でございます。座って説明をさせていただきます。  それでは、お手元の都市局議案説明資料の1ページをお願いいたします。  議案第154号・工事請負契約について(千葉市営住宅宮野木町第2団地建替建築主体工事)でございます。  1、契約の概要でございますが、工事名称、千葉市営住宅宮野木町第2団地建替建築主体工事。  施工場所でございますが、千葉市花見川区宮野木台3丁目2番1ほか。  工事の概要でございますが、鉄筋コンクリート造3階建て2棟を建設いたします。  契約方法でございますが、制限つき一般競争入札、総合評価落札方式でございます。  契約金額でございますが、8億1,000万円。  工期は、契約締結日の翌日から420日間を予定しております。平成28年度及び29年度の2カ年の継続工事となります。  (7)の請負者でございますが、千葉市中央区本町1丁目5番12号、松栄・常盤建設共同企業体でございます。  2の建築物の概要でございますが、構造、階数は鉄筋コンクリート造3階建てを2棟。  延べ床面積は3,701.37平方メートルです。  戸数でございますが、総数74戸で、間取り別戸数は記載のとおりでございます。  3のスケジュールでございますが、平成29年1月に建築主体工事に着手し、平成30年2月に竣工、同年3月には入居を予定してございます。  4の資料については、記載のとおりでございます。  それでは、次のページをお願いいたします。  位置図でございます。  図面中央の赤線で囲まれた範囲が、従前の宮野木町第2団地でございます。  そのうち、赤で塗り潰した部分に、今回、市営住宅を再建築しようとするものでございます。  本敷地は、図面右側の宮野木ジャンクションより西側約600メートルに位置し、主要地方道穴川天戸線と市道畑町222号線の交差点に近接しております。  次のページをお願いいたします。  配置図でございます。図面の上が北を示しております。  赤線は敷地の範囲を示し、敷地の北側、赤い三角印は車両の出入り口で、人は黒い三角印から敷地に出入りいたします。オレンジ色で着色した部分が建物で、鉄筋コンクリート造の2棟でございます。合計74戸建設し、2棟とも階数はいずれも3階建てでございます。  敷地中央の駐車場を挟むように、南側を1棟と呼び、北側を2棟と呼んでございます。近隣住民の通行の利便性も考慮し、住棟の中を南北に通過できる計画としております。  また、緑色で着色された部分は街区公園で、既存の公園の形を変えて、今回の建てかえ事業にて再整備をいたします。  次のページをお願いいたします。  1棟平面図でございます。  下が1階、上が2階及び3階でございます。  1階の中央部に歩道を設け、敷地を南北に行き来ができるプランとしてございます。  住戸プランにつきましては、図面左下の表に記載のとおりでございます。1棟で、都合35戸を計画しております。  なお、車椅子使用世帯向け住戸は1階右側、ピンク色の1LDK2戸で、1階の左側には団地の集会室、赤で示したものはエレベーターでございます。  次のページをお願いいたします。  2棟の平面図でございます。  1棟と同じく、下が1階、上が2階及び3階でございます。  1階の中央部に車路を設け、敷地北側の道路と敷地中央の駐車場をつなぐ計画となっております。  住戸プランは、図面記載のとおりでございます。2棟に関しても、合計37戸を計画してございます。  車椅子世帯向け住戸は1階中央、ピンク色の2LDK3戸、赤で示した部分にエレベーターを1基設置いたします。  パネルをごらんください。  完成イメージ図でございます。  敷地の南側の上空から見た図となります。
     では、恐れ入ります、資料6ページをお願いいたします。  入札調書でございます。  表の上から、工事名、工事場所、開札日時等は記載のとおりでございます。  表右側の予定価格ですが、税抜き7億5,396万円でございます。  落札人は、松栄・常盤建設共同企業体で、契約金額は税込み8億1,000万円。なお、入札額は税抜き7億5,000万円でございます。  また、備考に、総合評価落札方式(簡易型)により執行した旨を記載してございます。  落札率は、99.47%でございます。  次のページをお願いいたします。  総合評価落札方式結果調書を参考として添付させていただいております。  説明は以上でございます。 190 ◯委員長(岩井雅夫君) 御質疑等がありましたらお願いいたします。松坂委員。 191 ◯委員(松坂吉則君) 一問一答でいくので、時間がないので、ぱっぱっとやります。  料金設定、幾らですかというのと、近隣との家賃の乖離、何割安いのか。 192 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 193 ◯建築部長 まず、料金設定でございますが、当団地は、最低部分、月当たりの収入が10万4,000円までの世帯の場合でございますが、1LDKで1万8,000円から、そして一番大きい3LDKで3万8,000円程度となっております。 194 ◯委員長(岩井雅夫君) 住宅整備課長。 195 ◯住宅整備課長 近隣同種の家賃でございますが、今現在、2Kで算出した場合は、2万100円となってございます。  また、ちょっと大きさが違うもの、少し大きさが違う場合は2万600円で、今、計算してございます。 196 ◯委員長(岩井雅夫君) 同じ世帯でというか、同じ広さのところで比較しないと。 197 ◯住宅整備課長 済みません。同じ間取りでは、今ちょっとデータはございません。 198 ◯委員長(岩井雅夫君) 松坂委員。 199 ◯委員(松坂吉則君) 多分、つくっていないんだと思うので、近隣を調べて、同じ広さで、駅からも同じ距離、それから鉄筋造、新築の場合を、今、ここでは求めませんので、後で資料をいただければと思います。  なぜこんなことを聞くかといいますと、何割安いかというのを聞いたんですが、なぜかというと、近隣の民間のマンション、アパート、この規模になると、もうマンションですよね、を圧迫している現状があります。今、民間もどんどん、どんどん安くなって、1DK、ワンルーム、こういうのだと、もう2万円ぐらいからあるわけであって、市営住宅の意義がなくなってきております。そういう意味で聞きました。  我々会派としては、今後、市営住宅、縮小していくべきだと考えますが、今後の市営住宅の計画の見直しについてお伺いします。 200 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 201 ◯建築部長 御案内のように、今現在は、市営住宅につきましては、平成24年に定めました長寿命化再整備計画というものに基づきまして、順次、改善整備等、それから、廃止等も含めて進めさせていただいておる状況でございます。  今後、どのように見直すかというのは、おっしゃるように、ここにきて、非常に国費の内示率も低くなって、非常に厳しい状況が来てございます。また、計画そのものも、10年計画のうち、ちょうど中間年に来ております。そういう部分で、改めて見直しをするという時期であるということは認識してございますので、また、国のほうからも、いろいろ、例えば、民地への代替措置だとか、さまざまな研究はされているということを、今、聞いておりますので、その様子を十分注視して、その上で、市としての考え方を整理していきたいと考えております。 202 ◯委員長(岩井雅夫君) 松坂委員。 203 ◯委員(松坂吉則君) 市内経済のためにも、もうそろそろ役目は終わったというふうに思います。  この住宅については、昭和40年代に、足りないということで、いろいろ、URも含めてつくってきたわけですよね。ただ、もう必要性が全くないので、基本的には、もうこれからの建てかえというのはやめていただきたいなというふうに思います。  そういう意味で、今後は、URもそうですし民間も余っているので、そちらへとやはり人を流していくという作業が必要になってくると思いますので、早い段階で市営住宅の計画の、しっかりとした見直しをしていただきたいということを要望して、終わります。  以上です。 204 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。青山委員。 205 ◯委員(青山雅紀君) 一問一答で、一問だけ、ちょっと確認させていただきます。  今回、制限つきの一般競争入札ということで、入札は1者のみの応札でありますけれども、この1者のみというのは、これで入札執行成立はされるのかどうなのかというか、私、ちょっと勉強不足な面もございまして、お聞かせください。 206 ◯委員長(岩井雅夫君) 契約課長。 207 ◯契約課長 契約課でございます。  制限つき一般競争入札では、公告した資格要件を満たす事業者であれば、誰でも入札参加できるため、公告時から競争が始まっていると考えられ、また、他の参加者がいるかどうか知り得ない手続となっております。  そのようなことから、競争性が確保されていることから、入札参加者が1者であっても、入札を執行することとしております。  以上でございます。 208 ◯委員長(岩井雅夫君) 青山委員。 209 ◯委員(青山雅紀君) 入札の制度につきましては、1者のみの応札でも成立することは理解いたしますけれども、やはり、競争性を高めるためにも、複数の業者の入札の参加が重要ではないかというふうに思われますので、多くの業者に参加してもらえるような工夫ですか、それをぜひお願いしたいというふうに思います。  私からは、以上でございます。 210 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。盛田委員。 211 ◯委員(盛田眞弓君) 一問一答でお願いします。  今回、宮野木台3丁目の市営住宅というふうなことで、今、更地になっておりまして、工事も着々と進んでいるところになっております。  今回、74戸ということになりますが、建てかえの前の戸数が幾つだったのか、まず伺います。 212 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 213 ◯建築部長 従前の宮野木町第2団地につきましては、55戸でございます。 214 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 215 ◯委員(盛田眞弓君) 平屋建てで、大分古い住宅であったということもありまして、全部の入居にはなっていませんでした。  今回、75戸になりまして、車椅子対応の福祉的な、そうした特徴のある市営住宅だというふうに思いますし、それから、立地の点でも交通に非常に便利なところにあるというのと、それから、商業施設が近くにあります。  そういった意味では、社会的弱者といわれる、例えば、ヘルパーさんを頼んだりというふうなことの必要な、そういう世帯が非常に多く入居した場合でも、自力で買い物に行くというふうなことも可能であるということで言えば、74戸というふうなところにとどめた、多分、希望が多くあることが予想されたのではないかと思いますが、74戸ということにした意味を、目的というか、その意図を伺います。 216 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 217 ◯建築部長 御案内のように、長寿命化再整備計画策定のときに御説明申し上げたとおり、この地域ごとに、ある程度、市営住宅、この地域に、例えば廃止をするものとか、それから、やはり建てかえが可能なところであるとか、そういうことを、この団地だけでは考えずに、ある程度の一定エリアの中で、やめるところはやめて、その分を、例えば建てかえるところへ持ってくるとか、そういう形で、一定エリアの中での需要といいますか、必要数を確保するという形で進めておりますので、その結果として、今回、宮野木町第2団地につきましては、74戸という計画になっているということでございます。 218 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 219 ◯委員(盛田眞弓君) 市営住宅は、近くということであれば、さつきが丘があるんですが、花見川区では、この2カ所ではないかというふうに思いますけれども、この宮野木台の第2市営を建てかえるに当たっての範囲、どの辺の範囲までを考えての74戸とお考えですか。 220 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 221 ◯建築部長 周辺、花見川区ということであれば、委員おっしゃるように、さつきが丘団地と、この宮野木台の宮野木町第2団地、あと、千草台団地がございます。それと、花見川区ではないんですけれども、近接します宮野木町第1団地等がございます。このあたりをエリアとして、計画をしているとなっております。 222 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 223 ◯委員(盛田眞弓君) 前に住まれていた方たちは、この、もう少し北側のところに、今、仮に住んでいていただいて、戻り入居というふうな形になるかと思うんですが、74戸のうちの何戸ぐらいが、優先的に戻り入居になるのか、伺います。 224 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 225 ◯建築部長 戻り入居は27戸を予定してございます。 226 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 227 ◯委員(盛田眞弓君) 戻り入居は74戸のうちの27戸ということですので、当然、そのあいたところに募集をかけることになるかと思います。  かなり広い、稲毛区の宮野木町第1団地、それから、千草台のほうになると大分遠く離れますので、さつきが丘の周辺、畑町の周辺、朝日ヶ丘のあたり、駅のほうまで行くのかどうかは別としても、かなり広い範囲の需要があるかどうかということになるかというふうに思いますが、交通の便がいいということから、もう少し、本当は戸数が必要であったのではないかというふうに、私は思います。  先ほど、今後の市営住宅のあり方、見直しの時期に来ているのではないかというふうな質問も、他の委員からありましたけれども、全く役割をなくしているというふうには思いませんで、今、本当に住宅に困窮をしているという、そうした世帯は確実にあるわけです。例えば、生活保護を受けている方でなくても住宅の手助けがあれば、自分で生活をしていけるというふうな世帯もたくさんある中で、本来であれば、福祉的な、今回、車椅子の対応の住戸があるということで言えば、これはすごく、今までになかったもので、この地域にはなかったものでありますし、駐車場もできて、一定の移動の可能なことも含まれるということであれば、非常に評価の高いものになるだろうというふうに思われます。先ほど、民間と比べて、ワンルームマンションなども安く住んでいると言いますが、市が市営住宅を運営するというふうな基準というのは、一つ、あるかと思いますので、そこの目的、見直しというふうに、先ほどおっしゃいましたけれども、目的はなくなることはないと思うんですが、そもそもの市営住宅の設置をされたところというのは、いま一度確認をしたいというふうに思います。 228 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 229 ◯建築部長 基本的に、市営住宅につきましては、その世帯の収入分位が大体4割以下という方々の住宅に関して、手当てをしていきましょうという目的を持ってございます。そういう形でやらせていただいておる状況でございます。  ただし、それは全て市営住宅でということではなく、同じような公営住宅の中で、県営であるとか、それぞれの、ある程度役割分担といいますか、お互いにその需要に対してバランスをとりながら、というような形で整備を進めているところでございます。 230 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 231 ◯委員(盛田眞弓君) バランスをとりながらということであれば、市営住宅は市営住宅なりの役割を果たす、そうした義務があるというふうに思いますので、全くなくすような方向での議論は、これはちょっと違うのではないかというふうに思います。  今、入居されている方たちの家賃から比べると、今回、建てかえで、1LDKで1万8,000円、3LDKで3万8,000円というふうなことがありましたが、今、入居している家賃から考えると、かなり、ちょっと高目になるかと思います。  それでも、新しいところに移ることになるということで、今、戻り入居の方たちも承認をされてというふうなことだというふうに思いますので、良質な住宅を供給をするという、その責務に基づいて、着々と建てかえを含めて、進めていただきたいと思います。  以上です。 232 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。布施委員。 233 ◯委員(布施貴良君) 一問一答で。  今、ざっと平米当たりの単価を計算してみたんですが、私の計算だと、1平米22万円ぐらいになるかな。そうすると、50平米で大体1,100万円くらいになると。民間のマンションからすると、少し平米単価が高いんじゃないかと思うんですが、もしそうであれば、その辺の理由はどういうことでしょうか。 234 ◯委員長(岩井雅夫君) 住宅整備課長。 235 ◯住宅整備課長 住宅整備課でございます。  今回、3階建ての建物で、建築基準法と、それから耐久性を含めてやっております。平米22万円ということでございますけれども、躯体とか、仕上げはかなり、桜木町団地からグレードを大分落として設計をさせていただいております。建築物の積算単価に合わせて積算をした結果で、このような形になってございます。 236 ◯委員長(岩井雅夫君) 布施委員。 237 ◯委員(布施貴良君) 基本的に、この建物はバリアフリーになっていますか。 238 ◯委員長(岩井雅夫君) 住宅整備課長。 239 ◯住宅整備課長 全住戸バリアフリーの設計でございます。 240 ◯委員長(岩井雅夫君) 布施委員。 241 ◯委員(布施貴良君) 済みません、気がつかなかったのですが、エレベーターもついていますか。3階建てで、エレベーターついているというのは、民間のマンションでは余りないかなというふうに思うんですが、そうすると、若干、私としては、22万円というのは高いのかなというふうに思ったんですが、全戸バリアフリーだということと、3階建てでエレベーターがついていると。これ、市営住宅からすると、これはやむを得ない対応かなというふうに思いますので、この単価が高いのは理解をさせていただきました。  それから、市営住宅については、市民の住宅の不足のために、それを補うためにやるのか、あるいは、低所得者のために建てるのか。その市営住宅の意義をもう一回確認したいんですが、お願いいたします。 242 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 243 ◯建築部長 先ほどもちょっと申し上げたように、市営住宅は収入分位の制限がもともとございます。低所得者で、住宅に困る方々に対してつくっている、手当てしている住宅ということでございます。 244 ◯委員長(岩井雅夫君) 布施委員。 245 ◯委員(布施貴良君) 要は、低所得者で住宅に困っているということだと思うんですね。  この間、私がたまたま聞いた話なんですが、浦安のUR住宅、これは高くて13万円、月にかかると。その方は年金暮らしですが、厚生年金にプラスして企業年金をもらっていたと。だから払えた。企業年金が破綻しましたと。払えなくなりました。これは、裁判にかけられて出なければならなかったと。それで、美浜区のほうのUR住宅は比較的安い、五、六万円で入れるところもありましたので、そっちへ引っ越されたという話を聞いたんですけれども。  高齢化になって、この主たる所得者の御主人が亡くなったりすると、途端に収入が減って安いところに移らざるを得ないと、こういうようなことがある。しかも、高齢化すると、体がなかなか不自由で、とてもじゃないけれども、階段を4階も5階も上がってはいけないという等々からして、やはり市営住宅に入らざるを得ない、入りたいという方が相当いらっしゃるけれども、少なくとも、美浜区に関しては、高浜あたりの市営住宅はあいていないから、申し込んでもなかなか入れないと、こういう実態もあるわけですね。  ですから、そういった意味で、全体として、市内は空き住宅も相当ふえておりますしね、いろんな意味で、その辺の対策については考えなきゃならないと思いますが、やっぱり、引き続き、少なくとも今の戸数は、基本的には維持をする、長寿命化を図るということは必要ではないかなと思っております。  今後、さらに建てかえが必要なところは何戸ぐらいあるのか、それをお答えいただきたいんですが。 246 ◯委員長(岩井雅夫君) 建築部長。 247 ◯建築部長 今現在、再整備計画の中で、建てかえということで位置づけて、残っている団地と言いますと、小倉台、それから園生第2、それから千城台の第3、この3つの団地が、現在の計画の中では、建てかえ予定ということになっております。 248 ◯委員長(岩井雅夫君) 布施委員。 249 ◯委員(布施貴良君) これ、今後の課題としては、今言われた千城台とかは相当郊外になるわけですが、この辺の建てかえについては、同じ場所でやるということに、基本的にお考えだろうとは思うんですが、しかし、今後のことを考えますと、これから30年、50年のことも考えますと、果たして同じ場所がいいかどうか。コンパクトシティーというのも考えていく必要があるんじゃないかなと思いますので、その辺を十分検討しながら、建てかえについては、必要戸数等々含めて、計画的に進めていただきたいと思っております。
     そういった意味で、着実に進めていただきたいなというふうに思いますので、この辺、要望にさせていただきまして、私のほうからは終わります。 250 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。                [「なし」と呼ぶ者あり] 251 ◯委員長(岩井雅夫君) 御発言がなければ、採決いたします。  お諮りいたします。議案第154号・千葉市営住宅宮野木町第2団地建替建築主体工事に係る工事請負契約についてを原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  [賛成者挙手] 252 ◯委員長(岩井雅夫君) 賛成全員、よって、議案第154号は原案のとおり可決されました。  各委員の皆様に、この後の審査の進め方についてお伺いいたします。  正午を過ぎましたが、この後、議案1件の審査が残っているんですが、ここで休憩にするか、あるいは続けてやっちゃうか。(「昼に予定がある」と呼ぶ者あり)  では、ここで休憩としたいと思いますが、いかがでしょうか。                [「はい」と呼ぶ者あり] 253 ◯委員長(岩井雅夫君) それでは、議事の都合により、暫時休憩といたします。  なお、再開は13時といたしますので、よろしくお願いいたします。御苦労さまでした。                  午後0時4分休憩                  午後1時1分開議 254 ◯委員長(岩井雅夫君) 休憩前に引き続き委員会を開きます。                  議案第162号審査 255 ◯委員長(岩井雅夫君) 次に、議案第162号・千葉市蘇我スポーツ公園第2多目的グラウンド(南)に係る指定管理者の指定についてを議題といたします。  当局の説明をお願いいたします。公園緑地部長。 256 ◯公園緑地部長 公園緑地部でございます。座って説明させていただきます。  指定管理者の指定についての御説明になります。  事業内容につきましては、都市局議案説明資料で御説明いたします。都市局議案説明資料の8ページをお願いいたします。  資料の前に、前面に平面図を出しておりますけれども、蘇我スポーツ公園の全体図でございます。  (図面を用いて説明)真ん中に、黄色で赤枠になったところが2つあるかと思うんですけれども、小さいほうにつきましては、昨年の4月にオープンした2面でございます。右側の大きいのは、来年4月にオープンする4面でございます。こちらの指定管理者の指定ということになります。  それでは、提案理由でございますが、蘇我スポーツ公園第2多目的グラウンド(南)の指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議決を求めるものでございます。  次に、議案の内容ですが、1、施設の名称及び所在地は、名称は千葉市蘇我スポーツ公園第2多目的グラウンド(南)で、所在地が千葉市中央区川崎町3番3でございます。  指定管理者の名称等につきましては、名称はMMT共同事業体でございます。代表者は株式会社千葉マリンスタジアム、構成員は日本メックス株式会社及び東洋グリーン株式会社でございます。  指定期間につきましては、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間でございます。  選定経過につきましては、記載のとおりであり、11月21日に指定管理予定候補者と仮協定を締結いたしました。  次のページをお願いいたします。  5の選定理由については、千葉市都市局指定管理者選定評価委員会が審議した答申を踏まえ、指定管理者として、施設の管理を適切かつ確実に行うことができるものと判断されたためでございます。また、非公募とした理由は、公平な利用者サービスの提供や管理経費の縮減を目的として、既存のフクダ電子アリーナほか4施設の指定管理者と同一の管理者を指定するためでございます。  指定管理者選定評価委員会の答申についてですが、選定評価委員会からは、ア、提案内容は管理運営の基準等において要求している水準を満たしており、施設の管理を適切かつ確実に行うことができるものと認められる。イとして、蘇我スポーツ公園内の他施設の管理実績があり、特段の問題も認められない。なお、管理業務の実施に当たっては、自主事業として提案した項目を着実に実施させること、公園内の他施設との一体利用を進めて、よりよい施設にしてもらいたいなどの答申をいただいております。  7として、都市局指定管理者選定評価委員会スポーツ部会の構成員については、記載のとおりでございます。  8、指定管理者の概要についてですが、アから、設立時期、資本金、従業員数、主な事業内容、主な施設管理の実績をそれぞれ記載してございます。また、当該指定管理者は、隣接する蘇我スポーツ公園スポーツ施設の指定管理者でございますので、蘇我スポーツ公園スポーツ施設の管理実績を11ページ以降に添付してございます。  説明は以上でございます。 257 ◯委員長(岩井雅夫君) 御質疑等がありましたら、お願いいたします。松坂委員。 258 ◯委員(松坂吉則君) 一問一答でいきますね。  非公募ということでございますが、非公募になった理由を、まず、お答えいただければと思います。 259 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 260 ◯公園緑地部長 非公募になった理由を申し上げますと、まず一つは、この蘇我スポーツ公園が、既にほかの、今回の指定管理業務以外のところで、4施設を指定管理業務として行っております。その中のスポーツ公園の一部を追加するということでございますので、経費等を考えた場合に、同一の指定管理者でお願いする、そして、現在の指定管理期間の残存期間の3年間として、今回指定するものでございます。 261 ◯委員長(岩井雅夫君) 松坂委員。 262 ◯委員(松坂吉則君) 大きく大きくやっていけばやっていくほど、次に競争が働かなくなって、なかなか次のところが出てきづらい現状になると思いますが、これ、今、ほかの指定管理の年月と、これと合わせたんですかね。 263 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 264 ◯公園緑地部長 現在、既存の施設を指定管理行っております、平成32年3月31日に合わせてございます。 265 ◯委員長(岩井雅夫君) 松坂委員。 266 ◯委員(松坂吉則君) 次にやるときは、全体ということになれば、非公募ということにならないと思いますので、ぜひ競争が働くようにしていただきたいなという要望なんですけれども、そこら辺はどのようにしますか。 267 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 268 ◯公園緑地部長 確かに、今回、一部追加ということで、残存期間の3年間でお願いするわけですけれども、3年後に、また新しい指定管理者を募集しなきゃいけない。これについては、一般公募という形で募集をさせていただければと思っております。 269 ◯委員長(岩井雅夫君) 松坂委員。 270 ◯委員(松坂吉則君) 構成員の中の日本メックスさんというのは、これは何を、この共同事業体の中でやっていますか。 271 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園管理課長。 272 ◯公園管理課長 主に施設管理、建物の総合管理を行う会社でございます。 273 ◯委員長(岩井雅夫君) 松坂委員。 274 ◯委員(松坂吉則君) 今回の施設では、何を担っているんですかね。今回とか、今、ほかにやっている。 275 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園管理課長。 276 ◯公園管理課長 フクダ電子アリーナの建築物の総合的な管理運営を行っております。 277 ◯委員長(岩井雅夫君) 松坂委員。 278 ◯委員(松坂吉則君) 今度はグラウンドの指定管理者になるわけでしょう。これは、何を、この会社はやるのかな。具体的に、分担はあるんでしょうか。 279 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 280 ◯公園緑地部長 一応、今回、今まで既存の4施設をお願いしていた中で、株式会社マリンスタジアム、これは全体の管理、ほかの会社との連携等を行います。日本メックスにつきましては、施設、要は建物施設の管理ということでお願いしておりまして、今回、指定をする部分につきましては、グラウンドということで、グラウンドの維持管理になりますけれども、これにつきましては、日本メックスも2面のグラウンドの施設、それと東洋グリーン、これと同じような形で施設の管理をすると。いろいろ管理部門に分かれるかと思います。 281 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園管理課長。 282 ◯公園管理課長 3社での役割分担としましては、マリンスタジアムのほうが、総務、経理、営業、広報を主に担当しております。あと、東洋グリーンのほうは、フィールド管理ということで、芝生ですとかグラウンド自体の管理を行っておりまして、それ以外の部分というのが、日本メックスの部分で、こちらは設備の管理、例えば、散水栓などあれば、それも含まれると。あと警備、あと清掃、そういったものを日本メックスのほうで行っております。 283 ◯委員長(岩井雅夫君) 松坂委員。 284 ◯委員(松坂吉則君) わかりました。  それでは、日本メックスの株主と主要取引先と役員の経歴、ちょっと教えてもらいたいんですが。 285 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 286 ◯公園緑地部長 済みません、手元に細かいのがございませんので、後ほど配布させていただければと思います。 287 ◯委員長(岩井雅夫君) 松坂委員。 288 ◯委員(松坂吉則君) また、ここでやるといろいろありますので、ここら辺でやめておきますが、たしか、主要取引が、これはNTTさんが多い会社だと、そういうふうに思いますので、ちょっとそこら辺調べて、後ほどもらえればというふうに思います。  非公募ということなんで、ちゃんとやってくれれば問題ございませんが、ちょっとそこら辺の構成と分担のところを聞いておきたかったので、質問させていただきました。  以上です。 289 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。盛田委員。 290 ◯委員(盛田眞弓君) 一問一答でお願いします。  今回、南側4面ということについての指定を、非公募で3年間、MMT共同事業体ということで、3社ですることになるという案件ですけれども、今回、グラウンドということであれば、用途はもう大体決まってくるとは思いますけれども、自主事業でグラウンドを利用してというふうなことが、もし企画として、何かあるのであれば、一つ、伺います。 291 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 292 ◯公園緑地部長 都市局資料の11ページのほうに、今までのMMTの実績と、平成27年度の実績ですけれども、こちらの11ページのほうに、指定管理事業、これは私どもでやっていただく指定管理の事業内容で、その下に、自主事業ということで、これにつきましては、各施設、イベント誘致ということで、特に今回の4面について、まだこれにどういうものを入れるのかというのは決まっておりませんけれども、そういう、できるだけ利用頻度の高い誘致活動を、まずしていくと。これは、今回追加する4面だけではなくて、ほかの各施設についても同様になっておりますので、改めて今回、4面の部分に自主事業として何をやるということではなくて、今までやっている自主事業の利用場所がふえるということで認識しております。 293 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 294 ◯委員(盛田眞弓君) そうしたら、これまでの管理運営についての中で、市による評価というのが15ページのほうに載っております。この中について、少し伺いたいと思いますが、事務費、管理費の支出が計画から離れているという記述がございますけれども、この詳細について説明をいただければと思います。 295 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 296 ◯公園緑地部長 これにつきましては、12ページを見ていただいて、収支状況というのが載っているかとは思うんですけれども、ここでいきますと、計画額が7,167万円で、決算額として1億8,900万円という、この差なんですけれども、これについては、今までの物販の売り上げ等を、収益、運営経費、収益を支払う方式を若干変えたことによって、こちらがかなりずれが生じてきたということでございますので、特に、ここで需用費、管理費の支出が計画からかなり離れているということでなくて、要は、取り扱いを変えたことから、こういう状況になっております。  ですから、大きく変わったということはございません。 297 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 298 ◯委員(盛田眞弓君) 今の御説明だと、何か市の評価の中の文言が、これでいいのかどうかということが、整合性がどうかなというふうに思いますが、まあ、いいです。  それで、もう一つ、所見の中で、次年度の実施に努めていただきたいという中には、提案をされている劣化度診断という文言があるんですけれども、この具体的な中身について伺いたいんですけれども。 299 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 300 ◯公園緑地部長 これにつきましては、フクダ電子アリーナ等の大規模施設なんですけれども、かなり設立から時期がたっておりますので、建物の劣化度等を確認するということで、こちらのMMT共同企業体のほうから御提案はされたと考えております。  ですから、その診断を一つの目安として受けて、どのぐらいの修繕が必要なのか、早急に行わなければいけないのかというのを、今後、修繕等を、市のほうで修繕するに当たっての参考に、まず、するということで、できるだけそれは行ってもらいたいということでございます。 301 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 302 ◯委員(盛田眞弓君) フクダ電子アリーナなど、供用開始をしてから大分年限がたつものについては、劣化度の診断をして、今後、必要になるものが明らかにされなければということで提案されたけれども、それが実施をされていないということで、ここに次年度、実施に努めていただきたいという文言になっていると思うのですが、例えば、直しが必要とか、何らかの対策をとらなければならないときの対応は、共同企業体のほうで行うことになるのか、それとも市のほうでやることになるのか、伺います。 303 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園管理課長。 304 ◯公園管理課長 これに関しましては、実は、つくったときの施工上の問題、それから、維持管理上の問題、それぞれございますので、それに応じて、うちのほうでいえば、建築部のほうで総合的に判断させていただいて、設計上の問題も含めて、設計者、施工者、あと市、それから管理者、そこの責任分担に応じて、執行していくという形になると思います。 305 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 306 ◯委員(盛田眞弓君) 劣化度診断をした中で、必要であるというふうなものが出たときには、責任分担をしている中において、費用負担も発生することになるかもしれないということかなというふうに思います。  これは、建物は当然、経年をすれば、大丈夫なのかどうかと、特に集客施設でありますので、その点は大事な点かと思いますけれども、実施をするような提案がされていながら、されていないのはなぜか、その理由がわかればお願いします。 307 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園管理課長。 308 ◯公園管理課長 構造的な部分で、幾つか修繕が必要な部分が見つかったんですけれども、具体的には、2階のコンコースの床ですとか、あともう一つは、トイレと建物本体との接合部のひび割れ等が起こったんですけれども、これの、先ほど申しました、責任は誰にあるのかという部分が、まだ明確でない部分がございましたので、それで、その調査をするために時間を要したということで、まだ実施していないところでございます。
    309 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 310 ◯委員(盛田眞弓君) いずれにしても、修繕が必要な箇所が見つかっているということの認識だというふうに思います。  まだ責任の分担は明確ではないので、どこにどれだけのものが必要でというのは、今後、出てくるかと思いますが、市の負担、発生をする可能性があるというふうなことかと思います。  もう一つ、利用者アンケートの件で少し伺いたいと思うんですが、14ページのほうに調査をしていただいたアンケートの結果などが載っていて、アンケートに、要望に応えて、それに対応してというふうな記載がございます。アンケートなどについては、どのぐらいの頻度で行われているのか。  それから、市の所見の中には、アンケートの項目については工夫をするようにというふうな、そうしたものがあったかと思いますが、その意図すること、市が希望する、こういうことについてアンケートをしてもらえればというふうなものがあるならば、伺います。 311 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 312 ◯公園緑地部長 アンケートにつきましては、13ページのほうに、1回が平成27年9月、計4回行っておりまして、そこで回答者数の合計が1,483件ということで出てきております。  それと、アンケートの内容ですけれども、これについては、共同事業体のほうでどのような内容にするのかと、あわせて、市のほうでもお聞きしたいもの等をお話しをしながら、アンケートに盛り込むようにはしております。  あとは、フクダ電子スクエア・ヒルスコート、各施設ごとにアンケートは行っておりますけれども、その施設ごとに各何回というのは、明確なものはこの4回、これがJリーグ戦のときの観戦者に対するアンケートでいただいておりますので、その他、フクダ電子スクエア、これは青少年等の子供たちのサッカーですので、そのアンケートは、個別にアンケートをとるのか、サッカーチームとしてとるのか。それと、球技場につきましても、同じような形で、そのアンケートのとり方というのも工夫していきたいとは考えております。 313 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 314 ◯委員(盛田眞弓君) 計何回というか、定期的なアンケートなのかどうかということも、ちょっと今の御説明では明らかではありませんでしたが、でも、利用者の声を聞くという姿勢は、非常に大事な姿勢だと思いますので、市と相談をして、アンケートの内容なども考えていくということなので、そこはお願いをしたいと思います。  あともう一つ、稼働率についてなんですが、12ページのほうに、利用状況の中で、一番下に蘇我スポーツ公園の第2多目的グラウンドの利用というのがあって、これは目標値が35%に比べて、平成27年度は22.3%であったという結果だと思いますが、この利用率についての、何か見解があれば、お示しいただければと思います。 315 ◯委員長(岩井雅夫君) 公園緑地部長。 316 ◯公園緑地部長 利用率の目標値につきましては、既存の施設等の利用率を参考に目標を設定しておりますけれども、実際に平成27年度でいきますと、35%が22.3%と、マイナス12%ということなんですけれども、この第2多目的グラウンド、これは北のことになるかと思います。昨年オープンの2面になるかと思います。そうしますと、2面で囲われた野球場というか、利用の仕方というのは、なかなか限定されてきて、特に日中、それと一番は、こちらに照明がないということで、日中しか使えないと。土日については使っているんですけれども、夜間は使えないということなので、利用はかなり落ちているのかなと。今回、4面がオープンしますので、4面と2面を合わせた6面ということになると、日中は小学生、中学生等の大会等に、ぜひ利用していただいて、利用率を上げたいと思っております。 317 ◯委員長(岩井雅夫君) 盛田委員。 318 ◯委員(盛田眞弓君) 多目的グラウンドと言いますが、やっぱり今、スポーツに特化されたグラウンドであるということで言えば、4面と2面、合わせて6面ということであっても、目的はなかなか変わらないので、利用される方が、では、倍化をするかというふうなことでいうと、なかなか厳しい問題もあるかもしれないというふうに思います。  そう考えると、新たにこのスポーツ公園の整備というふうな視点からいえば、千葉市は、この間、このスポーツ公園は、唯一の、唯一のというふうにいうか、スポーツの振興の拠点と、それから、広域防災の拠点を持つ公園というようなことで整備を進めてきていますが、市民の利用、それから、防災の拠点、一時避難所としての機能だとかという理由を述べたとしても、市の負担で、市民利益の立場で考えると、大型の開発ということの一つになるかと思います。  我が党は、以前から、財政の厳しい中で、多額の予算をかけて公園整備を急ぐべきではないというふうにしてまいりました立場におきまして、本議案には賛成をしかねるというふうなことで申し述べたいと思います。 319 ◯委員長(岩井雅夫君) ほかに。                [「なし」と呼ぶ者あり] 320 ◯委員長(岩井雅夫君) 御発言がなければ、採決いたします。  お諮りいたします。議案第162号・千葉市蘇我スポーツ公園第2多目的グラウンド(南)に係る指定管理者の指定についてを原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  [賛成者挙手] 321 ◯委員長(岩井雅夫君) 賛成多数、よって、議案第162号は原案のとおり可決されました。  以上で、案件審査を終わりにいたします。  これをもちまして、都市建設委員会を終了いたします。御苦労さまでございました。                  午後1時26分散会 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...